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円錐部付【円筒回転ボールミル】
装置の詳細説明
粉体は「その形状により偏析」という現象が現れます。
最も有名な現象が 「パーコレーション」という偏析現象。 これは:微粒子が粗大粒子の間を縫って重力により下降し、粉体層中を沈降して行く現象で、一度下にもぐった微粒子は粗大粒子を下から支えてしまうので、粗大粒子は2度と微粒子の下には潜り込めません。
3mmのゴマと、0.5mmの塩を混合して振動すると、必ずゴマが粉体層の上層を占める、という現象です。
このスケルトンモデルでは、緑の3mm発泡スチロール粗大粒子と、白い0.5mmの発泡スチロール微小粒子を 円筒容器の中で回転混合すると、「0.5mmの白い発泡スチロール微小粒子」は「緑の3mm発泡スチロール粗大粒子」の下側へたまってきます。これがパーコレーション。
ところが、この「円錐部付き円筒回転装置」を水平にして、回転させ、しばらく運転していると、コニカル部分の端に微小粒子が集まってくる。 なぜか?
皆さん、ご自分でその理由を考えてください。文献には、この現象のそのものについては記載がありますが、その理由については、記載がありません。吉原のセミナーでは答えを説明します。
粉体/粒体はこのような現象が、粒径の違いだけではなく、粒子密度の違い、形の違い、表面の形態の違いなどで、「形状分離/形態分離」が、頻繁に起こります。体感しましょう。
この現象を利用して 「連続投入・連続粉砕・連続排出」を させることができます。
鉱山関係では、一般的に使われている粉砕装置です。
ドイツのランメルスベルグ銀山(世界産業遺産)、日本の足尾銅山にもありました。
円錐部付き円筒回転ボールミル: プロジェクト
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