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粉粒体
流量測定センサー
可視化
デモンストレーション
スケルトンモデル

装置の詳細説明

全体概観上部.JPG

1, 目的:㈱ヤマデン社のセンサー類、「粉体流量検知器」「粉体層高検知レベル計」の機能を体験するために、上部に「粉体供給機、」、下部に「粉体貯槽装置」を置き、それぞれのホッパーに、粉体層高の検知センサー設置、供給機から下部貯槽層に落下させるシュートの部位に、粉体流量センサーを設置する。
定量的に粉体供給機から粉体が排出されてくるときは、その流量を測定して発信し、意図的に遮蔽弁と閉じて粉体を閉塞させ、配管から粉体が落下しない状態の際は、粉体閉塞現象を検知して、アラーム信号を出す。

2, 下部ホッパーからは、連続吸引式粉体輸送機で上部の供給機ホッパーに粉体/粒体を吸引輸送せしめ、下部粉体貯槽ホッパーに落ちてきた粉体/粒体を、空気輸送用配管を介して上部供給機ホッパーに循環させる。 
下部粉体貯槽ホッパーは、粉体層高の変化を著しくさせるために、中央に仕切り板を設け、容量を半減させている。そのため、センサーに監視させる粉体層高さの変化は、仕切り板を設けない場合より、2倍の速さとなる。
(中央仕切り板は、取りはずすことも可能である)
3, 透明アクリルを主体に製作されている当該システムは、機器内部の粒子挙動が可視化されているので、センサーの潜在顧客に 機器内の「粉体の動きと、センサーの検視性能」をしっかり確認させることが可能で、センサー精度を体感していただく事ができる。

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粉体センサー・デモンストレーション用  スケルトンモデル: プロジェクト

2,機器構成
(ア) 下部メインホッパー本体 :容器本体部、透明アクリル。
直径:200mm、 直胴部高さ:250mm
半割仕切り板挿入。
センサー1、上部から下部へ、粉体レベル計:CGL設置
センサー2、装置下部に、粉体層高レベル計設置:YHP設置
上部に「粉体強制閉塞用、シャッター弁」設置。スライド式。
吸引/排気用ノズル:10mm外径付
吸引空気入り口開放孔:30mm径付き。

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(ウ)接続配管;マイクロ波式粉体流量測定器、2個付き。

上部、異形管付き、(この部分のみ透明塩ビ材使用)

直径40mm 

(エ)サイクロン;50mm径、サイクロンビン付き

(オ)サイクロン下ロータリーバルブ。吸引用の搬送空気と、搬送された粉体/流体を分離すると同

時にエアロックの機能を発揮させる。特に使用粒子がPEペレット(3~4mm扁平粒子)の為、ロータリーバルブのロータートケーシングに歯「嚙み込み防止」の工夫がされている。また、万一、粒子が噛みこんだ場合に荷は、ローターを逆転させることができるように、「正逆スイッチ」が設けられている。

(カ)制御盤;オリエンタルモーター社製ターブルフィーダー用、ドライバーに、電源スイッチ、正逆切り替えスイッチ、回転数可変ノブ。ロータローバルブ電源スイッチ、付、自作。

(キ)吸引ブロワー;リングブロワー、通常のターボブロワーより圧力の変化に対して空気流量の変化

が少ないので「吸引式粉粒体輸送」仕様に適している。

配管途中に「空気流量調整用、ダンパー」が設置されていて、ここで、空気輸送用の「適正

空気流量」と、サイクロン下のロータローバルブが粒子を噛みこまない「適正圧バランスを」取る

ための微調整を 行うこととなる。

また、吸引ノズルは、粉体層に完全に埋まってしまうと、粒子の吸引は困難になる(吸引ノ  ズル先端直前で粒子がブリッジ現象を発現し、動かなくなる)ので注意が必要である。ブリッジ現象が発現した際は、吸引ノズル本体を 縦方向に加振させる「振動システム:(小型モーターによる振動子の)」を起動させて、粒子のブリッジを壊すことが望ましい。常時動かしても良い。

また、安定した継続運転をおこなう場合として、一定層高さの位置を決め、その時点から粉体が高くなる際に、吸引が開始する状態にセットして、常時粒子を「循環」をさせても良い。

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粉体センサー・デモンストレーション用  スケルトンモデル: プロジェクト
粉体センサー・デモンストレーション用  スケルトンモデル: チーム紹介
高速衝撃式ピンミル

高速衝撃式ピンミル

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